2023年1月29日に三笘薫が所属するブライトンがリバプールとFAカップで対戦し三笘の決勝点もあり、ブライトンが勝利しました。勝利を収めたブライトンは2月27日の週からの5回戦に進出しタイトル獲得を目指します。そんなFAカップとはどのような大会なのでしょうか。今回は22–23シーズンのFAカップについて放送予定や視聴方法、大会の日程など紹介していきます。
目次
FAカップとは？(The Emirates FA Cup)
FAカップとは1871年に創設された世界で最も歴史があるサッカーの大会で優勝賞金は1,800,000ポンド(約2億6865万円)。FAカップの名称の由来は最古のサッカー協会である「The Football Association」の頭文字をとったものになります。
FAカップ公式サイト
大会のレギュレーションは？
FAカップはFAに登録している全てのクラブに参加資格がありプロ、アマチュア関係なく出場することができます。しかし、プロに該当するプレミア(イングランド1部)とチャンピオンシップ(イングランド2部)のクラブは3回戦からの出場になります。
試合の形式はホーム&アウェイ方式ではなく、1発勝負のノックアウトトーナメント方式です。どちらのホームで試合を行うのかも抽選で決定し、基本的に延長戦はなく引き分けの場合は再試合を行い勝敗を決めることになります。(再試合で引き分けの場合は延長、PK戦を行います。)
2020–21シーズンは新型コロナの影響で日程が圧迫されることから再試合制度はありませんでした。
準決勝以降はウェンブリースタジアムで行われ、延長、PK戦もあるので準決勝以降は再試合はありません。
FAカップで優勝したクラブは、翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグへの出場権が与えられます。
もし優勝クラブがチャンピオンズリーグの出場権を持っているクラブであった場合は、プレミアリーグでチャンピオンズリーグまたはヨーロッパリーグの出場権を得ていない最上位クラブへ出場権が与えられます。
- プロ・アマチュア関係なく出場可
- ノックアウトトーナメント方式(引き分けの場合は再試合)
- FAカップの優勝クラブは翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグへの出場権が与えられる
- 優勝賞金は1,800,000ポンド(約2億6865万円)
過去の優勝クラブ一覧(2000年以降)
| シーズン | 優勝国 |
|---|
| 2000–2001 | リバプール |
| 2001–2002 | アーセナル |
| 2002–2003 | アーセナル |
| 2003–2004 | マンチェスター・U |
| 2004–2005 | アーセナル |
| 2005–2006 | リバプール |
| 2006–2007 | チェルシー |
| 2007–2008 | ポーツマス |
| 2008–2009 | チェルシー |
| 2009–2010 | チェルシー |
| 2010–2011 | マンチェスター・C |
| 2011–2012 | チェルシー |
| 2012–2013 | ウィガン・アスレティック |
| 2013–2014 | アーセナル |
| 2014–2015 | アーセナル |
| 2015–2016 | マンチェスター・U |
| 2016–2017 | アーセナル |
| 2017–2018 | チェルシー |
| 2018–2019 | マンチェスター・C |
| 2019–2020 | アーセナル |
| 2021–2022 | レスター |
| 2022–2023 | リバプール |
| 2023–2024 | マンチェスター・シティ |
優勝回数(5回以上のクラブ)
- アーセナル 14回
- マンチェスター・U 12回
- チェルシー 8回
- リバプール 8回
- トッテナム 8回
- アストンビラ 7回
- ニューカッスル 6回
- マンチェスター・C 6回
- ブラックバーン 6回
- エバートン 5回
- ウェスト・ブロウィッチ 5回
- ワンダーラーズ 5回
2021–2022シーズン決勝戦 結果
2021–2022シーズンは日本代表の南野拓実も所属していたリバプールの優勝で終了しました。
チェルシー 0–0(PK 5–6) リバプール
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