マンチェスター・シティ(22–23)選手の市場価値・年俸一覧

昨シーズンのプレミアリーグ王者マンチェスター・シティ。序盤こそアーセナルに首位を許していましたが、リーグ戦後半に入り圧倒的強さを見せ34試合消化し首位に立っています。リーグ戦3連覇に加え、悲願のチャンピオンズリーグ優勝を達成できるのか今後も目が離せない試合が続きます。

今回はそんな3連覇を目指すマンチェスター・シティのメンバーの一覧や市場価値・年俸についてランキング形式で紹介していきます。

目次

マンチェスター・シティ クラブ情報

創設年1880年
ホームタウンマンチェスター
ホームスタジアムエティハド・スタジアム
愛称The Citizens
国内タイトルプレミアリーグ:9回
FAカップ:7回
チャンピオンズリーグ:1回
リーグカップ:8回
カップウイナーズ・カップ:1回
オーナーシェイク・マンスール・ビン・サイード・アル・ナヒヤーン
監督ジョゼップ・グアルディオラ🇪🇸

マンチェスター・シティの特徴や戦術は?

2008年にUAEの投資グループ、アブダビ・ユナイテッド・グループに買収されたことで豊富な資金で補強を進め一気に強豪クラブになりました。2011-2012シーズンにはアグエロらを補強し44シーズンぶりのリーグ戦優勝を成し遂げました。

2016-2017シーズンからはジョゼップ・グアルディオラが監督に就任。2年目となる2017-2018シーズンにはクラブをプレミアリーグ優勝へ導きその後も3度リーグを制覇し現在2連覇中です。

そんなペップはポジショナルサッカーを得意としており、ボールを常に保持しゲームを支配していきます。その中でも特徴的な戦術が偽サイドバックになるでしょう。この戦術は自チームがボールを保持している際にサイドバックの選手が中央よりにポジションをとることで中盤に厚みを持たすことができ常にピッチの中央を支配することができます。

また今シーズンは偽センターバックの新たな戦術も試しており本来センターバックのジョン・ストーンズがボランチの位置に入りゲームの組み立てに参加します。シーズン後半戦はこのシステムが多くなっている印象です。

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昨シーズン(22–23)の記録

  • 監督:ジョゼップ・グアルディオラ(2016年7月)

各大会最終結果

  • プレミアリーグ:優勝
  • FAカップ:優勝
  • カラバオカップ:準々決勝敗退
  • コミュニティ・シールド:準優勝
  • チャンピオンズリーグ:優勝

プレミアリーグ最終成績

最終結果
順位優勝
勝利28
引き分け5
負け5
Pt89
得点94
失点33
得失点61
最多得点選手エリック・ハーランド(36得点)
最多アシスト選手ケビン・デ・ブライネ(16アシスト)

所属選手一覧(22–23)

GK

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No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
18 シュテファン・オルテガ🇩🇪GK1992/11/6185cmドイツNEW(前 ビーレフェルト)
31 エデルソン・モラエス🇧🇷GK1993/8/17188cmブラジル代表
33 スコット・カーソン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿GK1985/9/3190cm元イングランド代表

DF

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No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
2 カイル・ウォーカー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿RSB、CB、RMF1990/5/28178cmイングランド代表
3 ルベン・ディアス🇵🇹CB1997/5/14186cmポルトガル代表
5 ジョン・ストーンズ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿CB、RSB1994/5/28188cmイングランド代表
6 ネイサン・アケー🇳🇱CB、LSB、DMF1995/2/18180cmオランダ代表
14 エメリック・ラポルト🇪🇸CB、LSB1994/5/27191cmスペイン代表
21 セルヒオ・ゴメス🇪🇸LSB、LMF2000/9/4171cmスペインU–21代表NEW(前 アンデルレヒト)
25 マヌエル・アカンジ🇨🇭CB1995/7/19188cmスイス代表NEW(前 ドルトムント)
88 リコ・ルイス🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿RSB、RMF2004/11/21169cmイングランドU–18代表
97 ジョシュア・ウィルソン=エスブランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿LSB、LMF2002/12/26176cmイングランドU–20代表

MF

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No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
4 カルビン・フィリップス🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿DMF、CMF、CB1995/12/2178cmイングランド代表NEW(前 リーズ)
10 ジャック・グリーリッシュ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿AMF、LWG1995/9/10175cmイングランド代表
16 ロドリ🇪🇸DMF、CB1996/6/22191cmスペイン代表
17 ケビン・デ・ブライネ🇧🇪CMF、AMF 、RMF、LMF、WG1991/6/28181cmベルギー代表
20 ベルナルド・シルバ🇵🇹AMF、CMF、WG1994/8/10173cmポルトガル代表
47 フィル・フォーデン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿LWG、AMF2000/5/28171cmイングランド代表
80 コール・パーマー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿AMF、RMF2002/5/6182cmイングランドU–21代表
32 マキシモ・ペローネ🇦🇷DMF、CMF2003/1/7178cmアルゼンチンU–20代表NEW(前 ペレス・サルスフィエルド)

FW

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No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
9 エリック・ハーランド🇳🇴CF2000/7/21194cmノルウェー代表NEW(前 ドルトムント)
19 フリアン・アルバレス🇦🇷CF、WG2000/1/31170cmアルゼンチン代表NEW(前 リーベル)
26 リヤド・マフレズ🇩🇿RWG1991/2/21179cmアルジェリア代表

マンチェスター・シティ 選手の市場価値や年俸は?

  • マンチェスター・シティ推定総市場価値 10億9,000万ユーロ(約1,711億6,834万円)
  • マンチェスター・シティ推定総年間給与 1億8,616万ポンド(約313億8,200万円)

推定市場価値ランキング(2023年6月時点)

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順位選手(年齢)市場価値(日本円)
1エリック・ハーランド(22)1億8,000万ユーロ(約282億6,000万円)
2フィル・フォーデン(23)1億1,000万ユーロ(約172億7,000万円)
3ロドリ(27)9,000万ユーロ(約141億3,000万円)
4ベルナルド・シルバ(28)8,000万ユーロ(約125億6,000万円)
4ルベン・ディアス(26)8,000万ユーロ(約125億6,000万円)
6ジャック・グリーリッシュ(27)7,500万ユーロ(約117億7,000万円)
7ケビン・デ・ブライネ(32)7,000万ユーロ(約109億9,000万円)
8フリアン・アルバレス(23)6,000万ユーロ(約94億3,500万円)
9ネイサン・アケー(28)4,200万ユーロ(約66億円)
10ジョン・ストーンズ(29)4,000万ユーロ(約62億9,000万円)
10エデルソン・モラエス(29)4,000万ユーロ(約62億9,000万円)
12マヌエル・アカンジ(27)3,800万ユーロ(約59億7,500万円)
13カルビン・フィリップス(27)3,200万ユーロ(約50億3,200万円)
14エメリック・ラポルト(29)2,500万ユーロ(約39億3,000万円)
15リヤド・マフレズ(32)2,000万ユーロ(約31億4,500万円)
15リコ・ルイス(18)2,000万ユーロ(約31億4,500万円)
17コール・パーマー(21)1,500万ユーロ(約23億5,800万円)
18カイル・ウォーカー(33)1,300万ユーロ(約20億4,400万円)
18セルヒオ・ゴメス(22)1,300万ユーロ(約20億4,400万円)
20マキシモ・ペローネ(20)1,000万ユーロ(約15億7,000万円)
21シュテファン・オルテガ(30)900万ユーロ(約14億1,000万円)
22スコット・カーソン(37)20万ユーロ(約3,150万円)
Transfermarkt参照、日本円は2023年6月時為替レート 1ユーロ=約157円

市場価値のトップとなったのは今季プレミアリーグ最多得点記録を塗り替えたハーランド。1億8,000万ユーロとかなりの高額でプレミアリーグの中でも最高額の選手となりました。2番目にはイングランドの至宝とも言われるフォーデンが1億1,000万ユーロでランクイン。3番目にはロドリが9,000万ユーロで続いています。

全体的にどの選手も市場価値が高くチームの総市場価値は10億9,000万ユーロ。この金額はプレミアリーグ内でもトップの金額となっています。

推定年俸ランキング(2023年5月時点)

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順位選手(年齢)週給(日本円)年俸(日本円)
1ケビン・デ・ブライネ(31)40万ポンド(約6,700万円)2,080万ポンド(約35億円)
2エリック・ハーランド(22)37万5,000ポンド(約6,300万円)1,950万ポンド(約32億9,500万円)
3ジャック・グリーリッシュ(27)30万ポンド(約5,000万円)1,560万ポンド(約26億3,600万円)
4ジョン・ストーンズ(28)25万ポンド(約4,200万円)1,300万ポンド(約21億9,600万円)
5フィル・フォーデン(22)22万5,000ポンド(約3,800万円)1,170万ポンド(約19億7,700万円)
6ロドリ(26)22万ポンド(約3,700万円)1,144万ポンド(約19億3,300万円)
7ルベン・ディアス(25)18万ポンド(約3,000万円)936万ポンド(約15億8,100万円)
7マヌエル・アカンジ(27)18万ポンド(約3,000万円)936万ポンド(約15億8,100万円)
9カイル・ウォーカー(32)16万ポンド(約2,700万円)832万ポンド(約14億500万円)
9リヤド・マフレズ(32)16万ポンド(約2,700万円)832万ポンド(約14億500万円)
11カルビン・フィリップス(27)15万ポンド(約2,500万円)780万ポンド(約13億1,800万円)
11ベルナルド・シルバ(28)15万ポンド(約2,500万円)780万ポンド(約13億1,800万円)
13イルカイ・ギュンドアン(32)14万ポンド(約2,300万円)728万ポンド(約12億3,000万円)
14エメリック・ラポルト(28)12万ポンド(約2,000万円)624万ポンド(約10億5,400万円)
15フリアン・アルバレス(23)10万ポンド(約1,700万円)520万ポンド(約8億7,800万円)
15エデルソン・モラエス(29) 10万ポンド(約1,700万円)520万ポンド(約8億7,800万円)
17ネイサン・アケー(28)9万ポンド(約1,500万円)468万ポンド(約7億9,000万円)
18シュテファン・オルテガ(30)5万5,000ポンド(約930万円)286万ポンド(約4億8,300万円)
19セルヒオ・ゴメス(22)5万ポンド(約840万円)260万ポンド(約4億3,900万円)
20マキシモ・ペローネ(20)3万ポンド(約500万円)156万ポンド(約2億6,300万円)
20スコット・カーソン(37)3万ポンド(約500万円)156万ポンド(約2億6,300万円)
22コール・パーマー(21)2万ポンド(約330万円)104万ポンド(約1億7,500万円)
23リコ・ルイス(18)5,000ポンド(約84万円)26万ポンド(約4,300万円)
capology参照、日本円は2023年5月時為替レート 1ポンド=約169円

年俸ランキングで1位となったのはケビン・デ・プライネで2,080万ポンド。そしてプレミア得点ランク首位のハーランドは1,950万ポンドで2位となっています。全体的に20代後半から30代の選手も多いため年齢に伴って年俸も高めの設定になっています。

注目選手の市場価値推移

アーリング・ハーランド

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シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2019年9月ザルツブルク🇦🇹1,200万ユーロ(約17億8,200万円)
2020年9月ドルトムント🇩🇪8,000万ユーロ(約117億1,100万円)
2021年6月ドルトムント🇩🇪1億3,000万ユーロ(約193億円)
2022年6月ドルトムント🇩🇪1億5,000万ユーロ(約222億7,500万円)
2023年3月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億7,000万ユーロ(約248億8,600万円)
2023年6月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億8,000万ユーロ(約282億6,000万円)

今季新加入の絶対的ストライカー、ハーランド。フィジカルの強さと、スピードを活かした裏への抜け出しから得点を量産。今季すでにプレミアリーグ19試合で25得点と圧倒的なゴール数を記録しています。

市場価値は年々上昇しており、現在は1億8,000万ユーロと全世界の選手の中でもエンバペと並びトップの市場価値です。年齢もまだ22歳とこの先もさらなる市場価値の上昇も見込めそうです。

ケビン・デ・ブライネ

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シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2019年12月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億5,000万ユーロ(約222億7,500万円)
2020年4月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億2,000万ユーロ(約178億2,000万円)
2021年5月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億ユーロ(約148億5,000万円)
2022年6月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿8,500万ユーロ(約126億2,200万円)
2023年3月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿8,000万ユーロ(約117億1,100万円)
2023年6月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿7,000万ユーロ(約109億9,000万円)

世界最高峰のMFデ・ブライネ。中盤から高精度のパスで多くのチャンスを創出します。今季加入したハーランドとのホットラインは驚異的でこの2人から多くの得点が生まれています。

市場価値は2019年に最高額の1億5,000万ユーロから年齢と共に下がり気味で、現在は7,000万ユーロです。

フィル・フォーデン

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シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2019年9月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿3,000万ユーロ(約43億9,100万円)
2020年10月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿6,000万ユーロ(約89億1,000万円)
2021年5月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿8,000万ユーロ(約117億1,100万円)
2022年6月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿9,000万ユーロ(約133億6,500万円)
2023年3月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億1,000万ユーロ(約172億7,000万円)
2023年6月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億1,000万ユーロ(約172億7,000万円)

マンチェスターシティのアカデミー出身の選手で最高傑作とも言われるフォーデン。狭いエリアでも技術の高さで打開していく力があり攻撃のキーマンとなっています。得点力にも磨きがかかっており第9節のマンチェスターダービーではハーランドと共にハットトリックを記録しました。将来のバロンドール候補の呼び声も高く今後もシティを引っ張っていく存在となりそうです。

市場価値は年々上昇し現在は1億1,000万ユーロとチーム内でもハーランドに次ぐ価値がついています。これは全世界の選手の中でも7番目の市場価値で今後もシティを引っ張っていく存在となりそうです。

リコ・ルイス

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シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2022年11月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿100万ユーロ(約1億4,800万円)
2023年3月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1,500万ユーロ(約21億9,500万円)
2023年6月マンチェスター・シティ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿2,000万ユーロ(約31億4,500万円)

今季第2節ボーンマス戦でプレミアリーグデビューを果たした18歳。ウォーカーに代わり先発で出場することも多く、18歳ながら技術の高さと落ち着きが見られます。右サイドバックで出場しながら、偽SBとして中盤の位置にポジションを取ることが多くペップの難解な戦術にも対応できるサッカーIQの高さが垣間見られ今後が楽しみな選手です。

市場価値は2022年の100万ユーロから20倍以上の2,000万ユーロとなりました。活躍次第ではハーランドやフォーデン並みの市場価値となりそうなポテンシャルを持っています。

まとめ

今回はプレミアリーグで2連覇中のマンチェスター・シティについて紹介しました。今季よりハーランドが加入したことで攻撃力に厚みが増したマンチェスター・シティ。シーズン序盤こそ苦戦していたものの後半戦では驚異的な強さを見せ首位をキープしています。

総市場価値はプレミアのクラブの中でもトップの10億9,000万ユーロで今季はその価値に見合った強さを見せています。

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