トッテナム(22–23)選手の市場価値・年俸一覧

トッテナムは3月26日にコンテ監督との契約を解除したことを発表しました。暫定監督はアシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニが就任しましたが1ヶ月後にステッリーニも解任。アシスタントコーチを務めていたライアン・メイソンが今季終了時までの暫定監督として指揮を執ることとなりました。

そんな不安の残るトッテナムですがメンバーの一覧や選手の市場価値・年俸についてランキング形式で紹介していきます。

目次

トッテナム クラブ情報

創設年1882年
ホームタウンロンドン
ホームスタジアムトッテナム・ホットスパー・スタジアム(62,850人収容)
愛称スパーズ
タイトルプレミアリーグ:2回
FAカップ:8回
リーグカップ:4回
ヨーロッパリーグ/UEFAカップ:2回
カップウイナーズ・カップ:1回
会長ダニエル・レビー
暫定監督ライアン・メイソン(暫定)

トッテナムの特徴や戦術は?

トッテナムはロンドン北部を本拠地とするサッカークラブで、スパーズの愛称で親しまれています。同じくロンドンを本拠地とするアーセナルとはライバル関係にありノース・ロンドンダービーと言われ現地でかなりの盛り上がりを見せてくれます。

BIG6の一角として強さを見せていたトッテナムですが、今季は3月末にコンテ監督を解任すると、その後就任したステッリーニも解任。現在はアシスタントコーチであった、ライアン・メイソンが暫定監督を務めます。

トッテナムの戦術は、基本的に3-4-2-1のシステムを採用しており守備に人数をかけています。しっかり守備を固めてカウンターを狙っていく戦い方で、その戦術を完結させるのが前線のハリー・ケインとソン・フンミンです。ケインは前線でボールを収めることができ決定力の高い選手です。ソン・フンミンはドリブルでボールを運ぶことに長け自らゴールを奪うことができます。この2人を前線に残すことでカウンターにつなげることができます。

所属選手一覧(22–23)

GK

スクロールできます
No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
1 ウーゴ・ロリス🇫🇷GK1986/12/26188cmフランス代表
20 フレイザー・フォースター🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿GK1988/3/17201cm元イングランド代表NEW(前 サウサンプトン)
40 ブランドン・オースティン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿GK1999/1/8188cmイングランド
41 アルフィ・ホワイトマン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿GK1998/10/2189cmイングランド復帰(前 デーゲルフォルシュ)

DF

スクロールできます
No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
6 ダビンソン・サンチェス🇨🇴CB1996/6/12187cmコロンビア代表
12 エメルソン・ロワイヤル🇧🇷RSB、RMF1999/1/14181cmブラジル代表
15 エリック・ダイアー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿CB、DMF1994/1/15188cmイングランド代表
17 クリスティアン・ロメロ🇦🇷CB1998/4/27185cmアルゼンチン代表
23 ペドロ・ポロ🇪🇸RSB、RMF1999/9/13173cmスペイン代表レンタル(保有元 スポルティング)
25 ジャフエット・タンガンガ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿CB、RSB、RMF1999/3/31184cmイングランド
33 ベン・デイビス🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿CB、LSB1993/4/24181cmウェールズ代表
34 クレマン・ラングレ🇫🇷CB、LSB1995/6/17186cmフランス代表レンタル(保有元 バルセロナ)

MF

スクロールできます
No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
4 オリバー・スキップ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿DMF、CMF2000/9/16175cmイングランド
5 ピエール=エミル・ホイビュア🇩🇰DMF、CMF1995/8/5187cmデンマーク代表
14 イバン・ペリシッチ🇭🇷LMF、LWG1989/2/2186cmクロアチア代表NEW(前 インテル)
19 ライアン・セセニョン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿LMF、LSB、LWG2000/5/18178cmイングランド
27 デヤン・クルセフスキ🇸🇪CMF、DMF、RMF、RWG2000/4/25186cmスウェーデン代表
29 パペ・マタール・サール🇸🇳DMF、CMF2002/9/14185cmセネガル代表NEW(前 メス)
30 ロドリゴ・ベンタンクール🇺🇾DMF、CMF1997/6/25187cmウルグアイ代表
38 イブ・ビスマ🇲🇱DMF、CMF1996/8/30182cmマリ代表NEW(前 ブライトン)

FW

スクロールできます
No 選手名Pos.生年月日身長国籍・代表備考
7 ソン・フンミン🇰🇷LWG、CF、AMF1992/7/8183cm韓国代表
9 リシャルリソン🇧🇷RWG、CF、AMF1997/5/10184cmブラジル代表NEW(前 エバートン)
10 ハリー・ケイン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿CF、AMF1993/7/28188cmイングランド代表
16 アルノー・ダンジュマ🇳🇱CF、WG、AMF1997/1/31178cmオランダ代表レンタル(保有元 ビジャレアル)
27 ルーカス・モウラ🇧🇷WG、AMF、RMF1992/8/13172cmブラジル代表

トッテナム 選手の市場価値・年俸一覧(2023年5月時点)

  • トッテナム推定総市場価値 6億8,030万ユーロ(約1,004億7,260万円)
  • トッテナム推定総年間給与 1億1,024万ポンド(約187億円)

推定市場価値ランキング

スクロールできます
順位選手(年齢)市場価値
1ハリー・ケイン(29)8,000万ユーロ(約118億1,300万円)
2ソン・フンミン(30)6,000万ユーロ(約88億6,000万円)
2クリスティアン・ロメロ(26)6,000万ユーロ(約88億6,000万円)
4リシャルリソン(26)5,500万ユーロ(約81億2,100万円)
4デヤン・クルセフスキ(23)5,500万ユーロ(約81億2,100万円)
6ピエール=エミル・ホイビュア(27)4,500万ユーロ(約66億4,500万円)
7ロドリゴ・ベンタンクール(25)4,000万ユーロ(約59億円)
8ペドロ・ポロ(23)3,500万ユーロ(約51億6,800万円)
9アルノー・ダンジュマ(26)2,700万ユーロ(約39億8,700万円)
10エリック・ダイアー(29)2,500万ユーロ(約36億9,100万円)
10イブ・ビスマ(26)2,500万ユーロ(約36億9,100万円)
10エメルソン・ロワイヤル(24)2,500万ユーロ(約36億9,100万円)
13ライアン・セセニョン(22)2,200万ユーロ(約32億5,200万円)
14ベン・デイビス(30)2,000万ユーロ(約29億5,700万円)
14ダビンソン・サンチェス(26)2,000万ユーロ(約29億5,700万円)
16オリバー・スキップ(22)1,500万ユーロ(約22億1,700万円)
16パペ・マタール・サール(20)1,500万ユーロ(約22億1,700万円)
18クレマン・ラングレ(27)1,200万ユーロ(約17億7,400万円)
19イバン・ペリシッチ(34)1,000万ユーロ(約14億7,800万円)
20ルーカス・モウラ(30)900万ユーロ(約13億3,000万円)
20ジャフエット・タンガンガ(24)900万ユーロ(約13億3,000万円)
22ウーゴ・ロリス(36)400万ユーロ(約5億9,100万円)
23フレイザー・フォースター(35)150万ユーロ(約2億2,100万円)
24アルフィ・ホワイトマン(24)50万ユーロ(約7,300万円)
25ブランドン・オースティン(24)30万ユーロ(約4,430万円)
Transfermarkt参照、日本円は2023年5月時為替レート 1ユーロ=約148円

市場価値でトップはやはりハリー・ケインで8,000万ユーロとなっています。2番目には6,000万ユーロのソン・フンミンとクリスティアン・ロメロとなっています。他のプレミアのクラブと比較すると20代後半から30代の選手が上位を占めている割合が多く若くて市場価値の高い選手は少ない印象です。

推定年俸ランキング

スクロールできます
順位選手(年齢)週給(日本円)年俸(日本円)
1ハリー・ケイン(29)20万ポンド(約3,400万円)1,040万ポンド(約17億6,400万円)
2ソン・フンミン(30)19万ポンド(約3,200万円)988万ポンド(約16億7,700万円)
3イバン・ペリシッチ(34)18万ポンド(約3,000万円)936万ポンド(約15億8,900万円)
4クリスティアン・ロメロ(26)16万5,000ポンド(約2,800万円)858万ポンド(約14億5,700万円)
5クレマン・ラングレ(27)14万5,000ポンド(約2,400万円)754万ポンド(約12億8,000万円)
6デヤン・クルセフスキ(23)11万ポンド(約1,800万円)572万ポンド(約9億7,100万円)
7ウーゴ・ロリス(36)10万ポンド(約1,700万円)520万ポンド(約8億8,300万円)
7ピエール=エミル・ホイビュア(27)10万ポンド(約1,700万円)520万ポンド(約8億8,300万円)
9ルーカス・モウラ(30)9万ポンド(約1,500万円)468万ポンド(約7億9,400万円)
9リシャルリソン(26)9万ポンド(約1,500万円)468万ポンド(約7億9,400万円)
11エリック・ダイアー(29)8万5,000ポンド(約1,400万円)442万ポンド(約7億5,000万円)
12ペドロ・ポロ(23)8万5,000ポンド(約1,400万円)442万ポンド(約7億5,000万円)
13ベン・デイビス(30)8万ポンド(約1,300万円)416万ポンド(約7億円)
14フレイザー・フォースター(35)7万5,000ポンド(約1,200万円)390万ポンド(約6億6,200万円)
14ロドリゴ・ベンタンクール(25)7万5,000ポンド(約1,200万円)390万ポンド(約6億6,200万円)
16ダビンソン・サンチェス(26)6万5,000ポンド(約1,100万円)338万ポンド(約5億7,400万円)
17イブ・ビスマ(26)5万5,000ポンド(約930万円)286万ポンド(約4億8,500万円)
17ライアン・セセニョン(22)5万5,000ポンド(約930万円)286万ポンド(約4億8,500万円)
19アルノー・ダンジュマ(26)4万5,000ポンド(約760万円)234万ポンド(約3億9,700万円)
20エメルソン・ロワイヤル(24)4万ポンド(約680万円)208万ポンド(約3億5,300万円)
20オリバー・スキップ(22)4万ポンド(約680万円)208万ポンド(約3億5,300万円)
22ジャフエット・タンガンガ(24)2万5,000ポンド(約420万円)130万ポンド(約2億2,000万円)
23パペ・マタール・サール(20)1万ポンド(約170万円)52万ポンド(約8,800万円)
24ブランドン・オースティン(24)7,500ポンド(約120万円)39万ポンド(約6,600万円)
24アルフィ・ホワイトマン(24)7,500ポンド(約120万円)39万ポンド(約6,600万円)
capology参照、日本円は2023年5月時為替レート 1ポンド=約170円

年俸ランキングでも市場価値と同じくケインが1位とソン・フンミンが2位となりました。ペリシッチは年齢が34歳ということもあり市場価値では下位となっていましたが、年俸では936万ポンドで3位となっています。全体的に市場価値のランキングと同じ選手が多く上位を占めていることが特徴的なランキングとなりました。

注目選手の市場価値推移

ペドロ・ポロ

スクロールできます
シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2019年6月ジローナ🇪🇸1,000万ユーロ(約14億7,800万円)
2020年4月バジャドリード🇪🇸900万ユーロ(約13億3,000万円)
2021年5月スポルティング🇵🇹2,000万ユーロ(約29億5,700万円)
2022年5月スポルティング🇵🇹2,500万ユーロ(約36億9,100万円)
2023年3月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿3,500万ユーロ(約51億6,800万円)

スポルティングより今冬レンタル移籍したペドロ・ポロ。積極的な攻撃参加が得意で右サイドからのクロスが魅力的な選手です。トッテナムでは5試合の出場ですでに1得点1アシストの成績を残しており早くも今後の活躍が期待されます。シーズン終盤戦ではカギとなる選手となりそうです。

市場価値は少しずつ上昇しており現在3,500万ユーロ。まだ23歳ということもありまだまだ上がり幅がありそうです。

リシャルリソン

スクロールできます
シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2019年6月エバートン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿5,000万ユーロ(約74億円)
2020年3月エバートン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿6,500万ユーロ(約96億2,500万円)
2021年6月エバートン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿5,500万ユーロ(約81億2,100万円)
2022年6月エバートン🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿4,800万ユーロ(約71億円)
2023年3月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿5,500万ユーロ(約81億2,100万円)

カタールW杯ではブラジル代表として活躍したリシャルリソン。W杯のグループリーグセルビア戦でアクロバティックなシュートを決めるなど様々なシュートの形を持っており攻撃面で期待されたいましたが、未だにプレミアリーグでは1得点のみと寂しい結果に。市場価値も2020年のエバートン時代の6,500万ユーロから下降気味で今季の成績からするとさらに低い市場価値になる可能性もあります。

ソン・フンミン

スクロールできます
シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2019年6月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿8,000万ユーロ(約118億1,300万円)
2020年12月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿9,000万ユーロ(約133億1,500万円)
2021年6月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿8,500万ユーロ(約125億7,500万円)
2022年6月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿7,500万ユーロ(約110億9,600万円)
2023年3月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿6,000万ユーロ(約88億6,000万円)

昨シーズン、サラーと共にプレミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミン。ゴール前までボールを運べる推進力と両足でどこからでもゴールを狙うことのできる決定力の高さが強みの選手です。

市場価値は2020年に9,000万ユーロで最高額となりました。その後は徐々に下降し現在は6,000万ユーロ。それでもケインに次ぐチーム2番目の市場価値を保っています。

ハリー・ケイン

スクロールできます
シーズン所属クラブ市場価値(日本円)
2019年6月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億5,000万ユーロ(約221億9,200万円)
2020年4月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億2,000万ユーロ(約177億5,400万円)
2021年5月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿1億2,000万ユーロ(約177億5,400万円)
2022年6月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿9,000万ユーロ(約133億1,500万円)
2023年3月トッテナム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿8,000万ユーロ(約118億1,300万円)

プレミアリーグ通算200ゴールを記録したハリー・ケイン。代表でもEURO2024予選イタリア戦でゴールを記録し、イングランド代表通算得点を54としウェイン・ルーニーの記録を更新しました。続く26日にホームで行われた第2節ウクライナ代表戦でもゴールを記録し55まで得点数を伸ばしています。得点だけでなく中盤に降りてきて組み立てに参加するなど様々なプレーでチームの貢献できる選手で、チームには欠かせない選手です。

市場価値は2019年の1億5,000万ユーロが最高額で徐々に下降していますが現在も8,000万ユーロの高額でクラブ内でもトップの額です。

まとめ

立て続けに監督交代を行なったトッテナム。全体的に20代後半から30代の選手が中心選手となっており市場価値、年俸ランキングでも中堅選手やベテランの選手が上位を占めている状況です。

チームの状況はあまり良くなく順位も7位まで落としています。そんなトッテナムが来季どのような戦いを見せるのか注目です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次